18歳選挙で、学校の授業はこれまでのものと変えるか

雨が続くと、ちょっと冷えるね汗


さて、高校生質問シリーズ

今回は、学校教育に関する質問

「18歳選挙で、学校の授業はこれまでのものと変えるか」


社会科の免許を持っている僕としても、どう学校で効率よく学べるかをぜひ考えたいところ(^^)



主権者教育は「教科書」で学べる!

18歳選挙権によって、何か学校現場で新しい試みが必要なのかと言われたら、必要です。

ただ、それは「内容」ではなくて、むしろ「方法」の方かなと。

学校の社会の教科書をじっくり読んでみると、本当によくできていると思う。

必要な知識はほとんど網羅しているし。…教科書だから当然なんだけど。


なので、教科書の使い方を変えてみるだけでも、こどもの学び方は変わるんじゃないかな。

例えば、教科書を「参考書」として、ディスカッションをする。

自分たちの学校のルールは憲法上どうなっているのかを議論させてみるとか、難しいか。

というわけで、civicの中で、新しいアプローチが提供できないかと日々研究中に勤しんでおります。




中学社会を公民から実施してはどうか。

学校の社会科教育について、1つ提案が。

自治体によって違いはあるかもしれないけど、僕の地元の愛媛県松山市は中1中2で地理歴史を、中3で公民を実施します。


しかし、内容が幅広く、地理歴史だけで中3の大半を使い、公民を実施する時間が少ないという話を聞くんだよね。

個人的には、これがこども・若者が世の中に参加する機会を奪っている1つの原因になっているのではと。

じっくり1年かけて公民を学習し、よのなかに対する考え方のベースをしっかりした上で地理や歴史を学ぶ方が、より効果的なのでは。


そもそも主権者教育は、「公民分野」と言われたことがあるけど、僕はそうは思ってない。

流通を学ぶとなれば、地理の知識が必要になるし、未来を学ぼうと思えば過去を分析し未来を予測する力が必要になる。

それこそが本来、地理歴史を学ぶ意義ではないのかな。

じっくり公民分野を学び、「こども達の「なぜ」をたくさん作る中で、自然に地理や歴史に目を向けるようになれば、あとは自分たちで学ぶ」というのが、理想の社会科教育じゃないかなって思ってます。


もっと言うと、歴史の文献調査には、「言語」が必要になるので、「英語」や「古文」「漢文」といった言語教育の大切さを知るきっかけにもなる。

あるいは、地理的背景を深める中で「地学」に、環境問題から「化学」に興味を持つ子が出てきても不思議じゃない。


幅広い知識は、主権者=一市民として権利を行使したり義務を果たす際には大事なこと。

同時に中学1年という時間があるときにじっくり公民を学ぶことは、学校での学びのモチベーションにもつながる可能性を秘めていると、僕は思うな。


よく、「最近は近現代史を学ぶ機会が少ないから、歴史は近現代からしたらどうか」という議論があるけど、さらにその前かな。

「最近はよのなかについて学ぶ機会が少ないから、社会科教育は公民からしたらどうか」っていうのが僕の提案。




というわけで、今日のまとめ

主権者教育は、特別な教育じゃない!

学校の授業を工夫するだけで、主権者としての意識を育むことは可能。

なので、地域やNPOが学校教育に協力することで、教育をアップデートしていこう!