お詫び、怒り、そして…

愛媛県内でコロナウイルス感染症が拡大する中、28日と31日に宇和島と松山で開催を予定していたこどもタウンを中止することにいたしました。
愛媛県が特別警戒期間に入り、中高生の部活動にも影響が出る中、中高生主体のイベントを開催することに対し、ご理解を得るのは難しいのではないかと判断したことが一番の理由です。

この一週間で、本当にいろんな事がひっくり返りました。
『いよいよ…』という中で、クラスターが発生し、過去最高の感染者を数え、中止せざるを得ないと判断したのは、入場券付ハガキを送付したあとでした。
その後、メールとホームページで周知に徹しましたが、今日実施するはずだった宇和島の会場にも何組かお見えになり、申し訳ない気持ちでいっぱいです。

丸一年、中高生による一大イベントであるこどもタウンができていないことが、本当に悔しいです。
『クラスターが発生していて、出所もわかってるから大丈夫』という声もありますが、やはり主催者としては『万が一』を考えてしまいます。
何かあれば、こども達はいろんな事に我慢を強いられます。
ちょっとした心の隙が、『まさか自分が』という油断が、そしてたった何十人が、多くのこども達の貴重な時間に大きな影響を与えてしまうことを、改めて考えなければいけないと思っています。

個人的には、このやり場のない怒りに震え、絶望し、ぽっかりと穴が空いたような感じがありました。
しかし中高生のスタッフは、自分達が出きることをしっかり見つめ、前に動き出しています。
『すごいなぁ』と、改めて感心しています。

3月31日、オンラインで初めてのプログラムにチャレンジするべく、準備を進めています。
いつもノリ良く、前向きで、他の人がしないようなことにみんなで挑戦する姿をみて、いつも学ばせてもらっています。

時間は帰ってこないので、コロナがどうなろうが、この子達と過ごせる時間は残り限られていますが、悔いないように最後まで関わっていこうと思っています(^^)

いつもありがとう。