いよいよ6月19日に、改正公職選挙法が施行されます。
18歳選挙権時代幕開けの今、すでに有権者の人も、今回有権者になる人も、これから有権者になる人も、政治とは何か、よのなかに参加するということはどういうことかを、一緒に考えてみませんか??
今回から数回にかけて、「選挙のときに誰を選ぶか」というポイントと同時に、僕が大切にしている「よのなか参画三か条」についてお話させていただければと思います。
【誰を選ぶ?~自分の”軸”から候補者を見る~】
政治の役割は、大きく分けて2つあります。
1つはお金(=税金)の使い方を決めること、もう1つはルール(=法律や条例)を作ることがあります。
お金の使い方であれば、サービスを充実させるけど、税金がたくさんとられる、逆に税金を減らすけど、その分サービスが減ってしまう、そのバランスを考えます。
たとえば、自分の学費の問題
A・税金は安く、学校を選べるが、学費はすべて自己負担
B・税金は高いが、大学まですべて公立で学費が無料
あるいは、病気になったとき
A・税金は安いが、医療費は全額自己負担
B・税金は高いが、医療費は全額政府負担
こういった身近なテーマから、どれくらいお金(=税)を集め、どれくらいサービスを充実させるかを考えるわけです。
また、ルールを作ることであれば、どこまでが自由で、どこからルールが必要か、そのバランスを考えます。
たとえば、『あらゆる表現の自由を認める。』というテーマについて、あなたは○か×か。
あるいは、『あらゆる再生医療を認めるか。』というテーマについて、あなたは○か×か。
道徳や人権に関するテーマも、よのなかの課題として考えることが大切です。
お金に関することと、ルールに関すること、それぞれのバランスが重なるところが、自分の軸(=自分の考え)となります。
ニュースを見ながら、よのなかの諸問題について自分の軸を意識することで、どの候補者もしくは政党の考えに近いかが見えてくると、よのなかを見るのが楽しくなります。
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