こどもタウンの告知と、企画に対する想い

2019年3月4日


3月26日に、YOUNG CONEXIONが「こどもタウン」を主催します!


こどもタウンは、元々はたくさんの社会人の方のご協力をいただきながら、職業体験をベースとしたものを提供していましたが、2017年3月より中高生の活動としてプロデュースを始めて以降は、「実際のよのなかの仕組みを反映し、楽しくよのなかの仕組みを学び合う」ことに重点を置いています。


当日は、シビックスクールで学ぶ中高生がこどもタウンという架空の街をつくり、様々な体験を提供することで、小学生には社会参加のきっかけを、中高生は自分たちが学んだことをアウトプットすることで、さらなる学習効果を高める機会となっています。

ところで、「なんでボランティアなのに、週に1回もミーティングがあるのか?」という質問をいただくことがあります。

確かに、NEXT CONEXIONの活動に「参加する」形であれば、イベント当日にお越しいただいてお手伝いをしていただくので十分かもしれませんが、個人的には「学び合い・育て合い」という想いもあるため、基本的にはそういった形のボランティアを推奨していません。

この活動の目的は、「シティズンシップ教育・主権者教育を通して、市民としての資質・能力を育成すること」にあります。

なので、YOUNG CONEXIONの活動については、基本的には全て自分たちで考え、判断し、自分たちの力で完結できるようサポートをしています。


そもそも、YOUNG CONEXIONができた背景には、「ボランティアを、自分達が課題だと思うことに主体的に取り組むために行いたい。」という高校生の思いがあります。

ボランティアに参加する機会はよのなかにたくさんあるかもしれないけど、どこか「お手伝い感覚」があり、どうしても「他人事」に感じてしまうことがある。それでも十分世間からは評価をされるかもしれないけど、「社会貢献」や「社会活動」の本質を考えたときに、そこから何が学べるんだろう。

そう思い、何か行動に起こしたいと思っている中高生は、もしかしたら少なくないのかもしれません。

そして、そういった「中高生が本来持っている気持ち」に応え、形にしていくことが、こども達の学習意欲や社会参画意識を高め、ひいては「社会でこどもを育てる」という本来の学びに寄与できるのではと考えるようになりました。


そういう意味では、YOUNG CONEXIONの活動をプロデュースすることは、逆にYOUNG CONEXIONから「オチセン」の活動をプロデュースしてもらっていることにつながっています。


こどもタウンは今回でちょうど11回目。

松山開催は7回目となりますが、これまで四国中央市や西予市、県外では沖縄県や山口県で実施をしてきました。

新しい「社会を感じる学び」として、今後もいろんなところで実施ができればと考えています!



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