愛媛県立川乃石高等学校にて、選挙に関する出張講座を実施しました。
今回のテーマは「選挙公報を使ったリアルな選挙体験」。
高校生たちが“主権者”として社会に関わる感覚を、楽しみながら深く学ぶ一日となりました。
「みなさん、『推し』はいますか?」 そんな問いかけから授業はスタート。
好きなキャラクターやアイドルと同じように、政治の世界にも「推せる人」「推せない人」がいるとしたら? という発想から、「選挙=推し活」というユニークな視点で授業が展開されました。
生徒たちは、実際の選挙公報をもとに再構成された架空の候補者資料を読み、自分が「推せる」と思う候補者を一人選出。
そのうえで、「誰を選ぶか」「その理由は何か」を、個人で考えたあとにグループで共有しながら、 「なぜ選ぶのか?」「選ぶってどういうことか?」という根本的な問いに向き合っていきました。
後半のケーススタディでは、「気づかぬうちに法律違反となるリスク」や、「SNS上での情報発信がどこまで許されるか」といった、現代の若者が直面しうるリアルな課題についても学びました。
公職選挙法やインターネット選挙運動に関する具体的な事例を通して、ルールの重要性とその背景を考える時間となりました。
生徒からは、
- 「自分の価値観で選ぶって、意外と難しかったけど面白かった」
- 「選挙がもっと身近に感じた。将来ちゃんと投票したいと思った」
- 「推し活って言われて入りやすかったけど、意外と深いテーマでびっくりした」
という感想をいただきました。
WONDER EDUCATIONでは、学校現場・自治体・地域団体と連携しながら、 若者が社会に対して“自分ごと”として関われる力を育む教育を、全国で展開しています。
今回のような出張講座の実施をご希望の場合は、お気軽にお問い合わせください。
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