中高生の活動の「最終目標」とは?

Q. 中高生の体験活動の最終目標は?

オチセンが思うヤンコネの最終的な目標はなんですか? (高校2年生)


A. 「ヤンコネ」というグループが「解散」し「生まれ変わる」ことです。

ヤンコネとは、NPO法人 NEXT CONEXIONの中で結成した中高生グループのことです。NEXT CONEXIONの中高生バージョンである『YOUNG CONEXION』略して「ヤンコネ」は、中高生の自由で柔軟なアイデアを形にすることで成長をし、今年から新しいNPO法人として再出発したことは、先日記事に書かせていただいた通りです。

さて、質問にあるヤンコネの最終的な目標について。個人的には、「活動を終え、解散し、生まれ変わること」だと考えています。

社会活動の目的は、社会のために貢献すること。個人的には、ある社会課題に取り組むために組織化されたものは、その役目を終えたときに解散することが理想だと考えています。ヤンコネの場合は、こどもの主体的な取り組みが一般化し、SDGsなどの社会課題に積極的に取り組めるようになること、また子どもの権利が保障され、社会全体がこども達を「市民として、主権者として、その権利の主体として」受け入れられるような社会になったら、その役目を終えるでしょう。

そして、「ヤンコネ」という組織がなくなった後も、ここで学んだこども達一人ひとりが、将来社会活動に参加し、その時代の社会課題に対して行動し、考え、判断するようになること。これが究極の理想です。

が、現実は厳しいものがあります。まずは、一つでも多くの「ヤンコネ」を作ることが、最終的な目標を達成するための必要なステップなのではと感じているところです。