僕は学校の教員をしていました。
といっても、非常勤講師だったので立場は違いますが、教員は「担任」から始まり「校務分掌」や「部活動指導」など、たくさんの仕事があり、大変です。
今も「教材研究・開発」が大好きな僕としては、「将来本当にやっていけるのか…」という不安を持っていたことを今でも覚えています。
よく、「越智さんは先生になりたかったんですか?」と聞かれることがあります。
結論から言うと、「YES」です。理由は、「こどもと社会が好きなので、それを伝える仕事がしたかったから。」
しかし、教員をやめてNPOで起業をした今でも、「社会を伝える仕事」を続けれています。
そういう意味では、自分なりの形で、自分がやりたかったことを実現できているといえます。
今やりたいことがある人は、一歩踏み込んで、「どうしてそれをやりたかったか」を考えてみると、将来の選択肢は無限にあることに気づくことができます。
自分が昔やりたかったことをそのまま大人で実現できている人は、ほんの一握りですし、今やりたいことが将来もずっと「ある」保証はありません。
グラハム・ベルが1876年に、人類の悲願ともいえる「電話」を発明してからわずか150年で1人1台の電話を持ち、しかも無料で通話ができるようになったように、現代社会は、大人でもついていけないスピードで変化をしています。
「いまの枠」にとらわれず、うまく「よのなか」と向き合う中で、自分らしい将来を考え、周りと議論をしてみることが大切な時代ではないでしょうか。
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